「怒りはどこからやってくる?」

今日は初めてお寺で哲学カフェを開催しました。

テーマは「怒りはどこからやってくる?」

仏教で「怒り」といえば悪いもののトップ3で要注意事項と漠然と思っていました。ところが時には表すべきもの、表し方を間違わなければ分かり合える材料になる、体制に対する怒りは団結を強め活性化に繋がる場合もあるなど、良い面も見つけることができました。単なる怒りの放出は互いに悲しみだけが残ることになるという意見も。

私も怒りの伝え方を間違い、大失敗したことがあり、それ以降感情的になることには気をつけるようになりました。放出して気付かせてもらった得難い教訓だと思っています。

哲学カフェでは、「冷静に相手の言うことを聞く」ことを重んじます。怒りについて語り合った後は皆さんすっきりして、なぜか打ち解けた感じがしたのも不思議でした。

追伸:「最近腹が立ったこと」は場が和む永遠のおすすめエピソードです^ ^

花の香りに満たされて

花を持ち寄る

20年前のインド一人旅。先輩僧侶から紹介いただいた現地ガイドさんに誘われヒンズー教寺院への金曜礼拝に同行した。週に一度断食をして行う厳粛な礼拝にはたくさんの人がそれぞれ花を持ち寄り、色とりどりの花で満ち溢れていた。お参り用の花も用意してあり、それを手に取ってお供えし、手を合わせる。

西念寺花まつりに集まる花も年々増え、お供えしきれなかった花は持ち帰っていただくほどになっています。法要後もあちらこちらに花が生けられいい香りが。

今回は毎年恒例の花御堂をより多くの人に見ていただくため、そうじ・バザー・よもぎ団子・竹の子掘り・鐘撞き体験などを併せて行いました。皆さま楽しんでおられたようなので、こじんまり、緩ーく続けていこうと思っています。 4366BAE4-4897-4B40-A74E-DD1A295445DD DE61C8A9-A025-43EB-8EF8-BCB26202B22A 86E40D12-40E2-47D0-9E66-BABA18B8838C 52EED1DF-7FE1-49D3-9E23-34E7D3BC3033 25CB2783-311C-4534-B5C1-E991B06A1912

3年目のバウムクーヘン

施し(ほどこし)

今年で3年目。ユーハイムさんからおてらおやつクラブを通じてお供えいただきます。

 

花まつりにお供えし、おさがりをお配り・発送させていただきます。

ほんとにとても美味しいバームクーヘンです。

きよらかにおめでたく

6年牡丹の蕾が今にも開きそうです。

新元号の令和には人々が美しく心寄せ合う中で文化が生まれ育つようにという意味が込められているそうです。

毎朝のそうじには身の回りが綺麗になるだけでなく、一定時間体を動かすことで、身も心もほぐれ、落ち着き、日々を気分良くスタートさせてくれる効果があると思います。

 

ぼちぼちいこう

 

ひきこもり支援の会

今日は先日ローカルFM局「FMおおたけ」でひきこもり支援の会の紹介をさせていただいた模様を皆で聴きました。(30:25あたりから約10分)

 

またSNSなどで活動の紹介をする場合気をつけるべきこと、近隣の手づくり市参加などについて話し合いました。

https://youtu.be/-32Uh6SpDHA

春がいっぱい

松が原は最も近い古き良き日本の農村が息づくエリア。お寺の俳句の会に2月から仲間入りしてくれたHさんはそこから通って来てくれています。80代で経験者なのに若い人と一緒に学ぶ姿勢に勇気づけられます。2月の題は残雪・春浅し、3月は水温む・茎立ち。

 

昨日の句会で白菜の芽という春をいただきました。チンしてポン酢で。初めてでしたが食感がとてもよく、口の中が春でいっぱいになりました🌸

ふたりの先生〜学びを楽しく!

ふたりの若先生~楽しい学び

先日卒業式に出席するため東京へ。

自分がまさかの卒業生。卒業といっても胸を張れるほど勉強してはいません。ただお寺とは何か、僧侶とは何か、必要とされていることは何かを改めて確認し、その進め方にはどのようなやり方があるかを勉強したのでした。振り返ると年6回ほどの講義。様々な年代・宗派を超えた仲間とのワークやプレゼンが毎回とても面白く、一回の講義56時間があっという間でした。これは未来の住職塾長松本紹圭師の楽しみながら学べるようにと様々に配慮された熱意のおかげだと思っています。

谷村仰仕先生が広島県大竹市で主催する大人のゼミ「暮らすルーム」も、少しも退屈させない話術と工夫に満ちています。このおふたりに深い敬意と感謝を表したいのです。といっても何かあげられるわけでもなく、ただ与えられた刺激を今後に活かし、恩返しが出来たらと切に思います。

 

よい先生とは面白く楽しく教え導くことが出来る人のことを言うのだなと、このふたりの先生達を見て思ったのでした。