毎年開催している教区の詠唱(えいしょう)大会。法然上人他、祖師方々の詠まれた和歌にメロディをつけた詠歌(えいか)、法要や教えの意味をわかりやすく讃える和讃(わさん)を約20グループが発表し合います。
洋楽好きの私にとって邦楽調の詠唱は初めは抵抗ありでしたが、50歳を過ぎた今ではこのメロディもどこか懐かしく、高齢の方々の歌われるお姿に勇気をもらいます。
今年は
法然上人の教えを忠実に受け取り、一千日や四十八日他、別時念仏(べつじねんぶつ)のパワフル念仏漢二代目聖光上人「善導寺の御詠歌(ごえいか)」と、
念仏の道を水火の荒波をわける道とたとえた「善導大師(ぜんどうだいし)二河白道(にがびゃくどう)の御詠歌」の2曲。
みなさんの声の中、作曲者・祖師方に思いを馳せ練習していると、自然とブライアンウィルソン風アレンジが出来上がります。毎年文句ひとつ言わずお付き合い下さるメンバーにも大感謝。
年々会員が減少し運営も厳しくなりますが、続けていきます。お歌の好きな方、興味のある方、ぜひぜひご一緒しましょう。