Listen

 

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2月15日コロナ禍のため御忌・涅槃会・浄焚式を修めました。(焼き🍠配りました😁)
2月15日は「精進せよ」の言葉を残してお釈迦さまが亡くなられた日。2500年後の今もその教えは様々な気づきをくれる。(実践は難しいけど💦)

ケイトマーフィー著「Listen 」
本当の「聴く」とはこういうことかと。

八正道へつながる「聴く」に気をつけようと思います!

 

 

八正道

(1)正見(しょうけん) 正しい見解
(2)正思(しょうし) 正しい思惟
(3)正語(しょうご) 正しいことば
(4)正業(しょうごう) 正しい行い
(5)正命(しょうみょう) 正しい生活
(6)正精進(しょうしょうじん) 正しい努力
(7)正念(しょうねん) 安定した心
(8)正定(しょうじょう) 正しい精神統一

Aki-souji

 

 

 

 

 

 

 

 

秋のそうじは幸い曇り空

伸びた蔓の除去

紫陽花の剪定

植木の剪定

溝の清掃

本堂廊下の拭き掃除

隅々までキレイになりました。

 

長い緊急事態宣言下

世間話もままならず、

解散の後も

皆さんしばらくおしゃべりされていました。

 

 

 

 

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おんなじ いのち

NPO法人抱樸のスローガンは「おんなじ いのち」
https://note.com/npohouboku/n/n1dc4886ac084

 

ホームレスの実情について、私にはこの本から学びました。

⚫︎14歳でおっちゃんと出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた働く意味

⚫︎釜ヶ崎合唱団<労働者たちが波乱の人生を語った>https://www.amazon.co.jp/dp/4833905523/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_YJV3AGEGR5FRBGS8ABJK

 

世の中には頑張りたくても頑張れない人がいる。

「安心して失敗できる社会」を 

サトヤマモエ

大竹には平地がほとんど無く、

度重なる埋め立てを経て現在の形に。

 

というわけで近くにサトヤマがあり、コロナ禍も手伝ってすっかりその魅力にはまっています。

サトヤマ①防鹿には和紙の里があり、コウゾの畑があります。

サトヤマ②松が原には田んぼや畑、昔ながらの暮らしがあります。

 

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国民的熱狂を作ってはいけない

2月15日は涅槃会でした
お釈迦様の生涯を通してのこされたメッセージは「修行によって苦しみを取り除く」ことでした。

先日亡くなられた半藤一利さん。その著書「昭和史」のまとめとして

「国民的熱狂をつくってはいけない。その国民的熱狂に流されてしまってはいけない。ひと言で言えば時の勢いに駆り立てられてはいけないということです。」

と結んでおられます。

 

昭和は平成に比べ、度重なる戦争・高度経済成長、生活の変容、技術の発達などたしかに熱狂の時代だったかもしれません。どんなときも心の安定を保つことを力説しておられます。

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仏教は三学「戒・定・慧」といわれます。
戒・・・きまり(殺さない・盗まない他)
定・・・精神統一
慧・・・智慧

きまりを守る生活が精神統一を生み出し、心が安定した精神統一の状態から、智慧が得られる。

三つは互いに支え合っていて、ひとつ欠けると総崩れとなります。

しかし、
毎日の食事では、あらゆる命をいただいていますが普段はそれを忘れています。

ものは「盗まない」にしても時はついつい無駄に過ごしてしまいがち。これは自分の時間だけでなく他人の時間も無駄にし、盗むことにつながります。

戒定慧は叶わず、忙しい日常は些細なことに振り回され、心の安定も何処へやら。そんな私達を落ちつかせよう助けようと阿弥陀さまがその力を込めてくださったのがお念仏。

 

お念仏を伝えて下さったお釈迦様を思い、たくさんのお念仏をおとなえしました。

 

その身ならばぜひとも

めぐみの雨
換気、検温、消毒等コロナ対策をして御忌(ぎょき)法要を修めました。

新年初めの法要ということもあり、例年は懺悔紙に悔い改めたいことを書き、お焚き上げ。
ですが今年は中止し、皆様の身体健全、心の安寧を祈念しお札を渡し解散となりました。

法然上人からの「自身安穏」というメッセージには、「なにより念仏を中心にすえた生活をしなさい。」とあります。

ひとりで--ー誰かと一緒に

とどまって---歩きながら

在家でーーー出家して

自立して---助けられて

念仏をとなえることができる環境を整え、妻子や財産も妨げになるようであればもつべきではないとまで。

そして

欲望に惑わされなんども同じ過ちを繰り返す身でさえ大事にするのだから念仏をとなえるその身ならばぜひとも大事にしてほしいと伝えています。

コロナ禍は心にも体にも様々な制約があり、そのストレスや不安から、他人に辛くあたったり、自分を責めてしまったり。

阿弥陀仏は大慈悲。念仏申す人のあらゆる過ちやグチをすべて聴き入れ、受け入れて大事に見守る。念仏の生活とはこの大きな安心の中で生きること。

その身ならばぜひとも

 

 

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