一匹の蝶

おべつじ
平成23 年にはじめた月2回の「おべつじ」。今年からは布薩(定期的な自己反省)の意味もこめて半月毎に行っています。

コロナ禍でもあり、看取りもままならず亡くなられた方、そのご遺族への慰めと、1日も早い収束を祈りました。戸締りをして帰ろうとするといつまでも名残り惜しそうに飛ぶ一匹の蝶。「きっとどなたか挨拶に来られたのだろう」と本堂を後にしました。

今読んでいる本に書かれていることは死の迎え方。ホスピスの先生によるQ&A形式で、在宅医療、告知、認知症、セデーション等々の実情が明らかにされている。
誰もが思い通りにならないと思っている「人生の終わり」。新型コロナウィルスの感染死は選択糸を奪われてしまう怖いものだけど、ガンや老衰などの場合どこまでが自由になり、どこからが自由にならないか、多くの事例を踏まえて分かりやすく示されています。
選択の仕方によって死の質は大きく変わる。興味のある方は是非。

 

 

おべつじ次回は6/15 7:00と14:00
every time everywhere

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