春のそうじ

春彼岸法要に備え、3/13に境内を掃除しました。

 

今年の桜も、長持ちするといいなあ。

 

国民的熱狂を作ってはいけない

2月15日は涅槃会でした
お釈迦様の生涯を通してのこされたメッセージは「修行によって苦しみを取り除く」ことでした。

先日亡くなられた半藤一利さん。その著書「昭和史」のまとめとして

「国民的熱狂をつくってはいけない。その国民的熱狂に流されてしまってはいけない。ひと言で言えば時の勢いに駆り立てられてはいけないということです。」

と結んでおられます。

 

昭和は平成に比べ、度重なる戦争・高度経済成長、生活の変容、技術の発達などたしかに熱狂の時代だったかもしれません。どんなときも心の安定を保つことを力説しておられます。

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仏教は三学「戒・定・慧」といわれます。
戒・・・きまり(殺さない・盗まない他)
定・・・精神統一
慧・・・智慧

きまりを守る生活が精神統一を生み出し、心が安定した精神統一の状態から、智慧が得られる。

三つは互いに支え合っていて、ひとつ欠けると総崩れとなります。

しかし、
毎日の食事では、あらゆる命をいただいていますが普段はそれを忘れています。

ものは「盗まない」にしても時はついつい無駄に過ごしてしまいがち。これは自分の時間だけでなく他人の時間も無駄にし、盗むことにつながります。

戒定慧は叶わず、忙しい日常は些細なことに振り回され、心の安定も何処へやら。そんな私達を落ちつかせよう助けようと阿弥陀さまがその力を込めてくださったのがお念仏。

 

お念仏を伝えて下さったお釈迦様を思い、たくさんのお念仏をおとなえしました。

 

その身ならばぜひとも

めぐみの雨
換気、検温、消毒等コロナ対策をして御忌(ぎょき)法要を修めました。

新年初めの法要ということもあり、例年は懺悔紙に悔い改めたいことを書き、お焚き上げ。
ですが今年は中止し、皆様の身体健全、心の安寧を祈念しお札を渡し解散となりました。

法然上人からの「自身安穏」というメッセージには、「なにより念仏を中心にすえた生活をしなさい。」とあります。

ひとりで--ー誰かと一緒に

とどまって---歩きながら

在家でーーー出家して

自立して---助けられて

念仏をとなえることができる環境を整え、妻子や財産も妨げになるようであればもつべきではないとまで。

そして

欲望に惑わされなんども同じ過ちを繰り返す身でさえ大事にするのだから念仏をとなえるその身ならばぜひとも大事にしてほしいと伝えています。

コロナ禍は心にも体にも様々な制約があり、そのストレスや不安から、他人に辛くあたったり、自分を責めてしまったり。

阿弥陀仏は大慈悲。念仏申す人のあらゆる過ちやグチをすべて聴き入れ、受け入れて大事に見守る。念仏の生活とはこの大きな安心の中で生きること。

その身

 

 

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ハチくん

 

ハチワレのハチくん

 

1年半前、スーパーの搬入口で

下の娘に泣きついてきました。

当時は食べていないようでガリガリでした。

 

のんびりで天然

 

1番新入りなのに1番大きい顔しています^ ^

気になる場所

久しぶりに暖かい日だったので

ずっと気になっていた場所のゴミ拾いへ

 

車の通りが激しく危険を感じ、早々に切り上げ

ついでに近くの団地を散歩して帰りました^ ^

 

10

 

 

 

IMG_3756 IMG_3743 IMG_35092020年のお十夜別時念仏会は

11月27日から12月5日までおべつじに行い、12月6日の成満(じょうまん)を迎えました。

10時間木魚念仏、1500礼拝をおさめました。

最終日の前日には

友人の協力もありお十夜のお供え餅をつくことも出来ました。半分を近くのグループホームや、児童保護施設さまへ贈りました。

 

あらためて初心に立ち返り

念仏致します。

冬そうじ

2020年12月19日コロナ禍にもかかわらず

年末のお忙しい中

そうじにご参加いただいた皆さま

お疲れ様でした!

 

マイ剪定鋏で参戦くださり心強い限りです!

 

真鍮磨きで、香炉や花瓶、場所やモノを清めたり、お祓いに使う洒水器がすっきりきれいになりました。

 

 

静かな

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

○年末のもちつき

杵と臼からもちつき機へ代わり

中学生の頃まで自宅でついていた正月もち。

そう考えると30年ぶりでした!

 

○門松づくり

5年ほど前から総代さんたちと協力して行っています。橋村さん、中島さん、後藤さん、佐伯さん!ありがとうございます!

○除夜の鐘

年末にかけ、コロナの感染拡大が収まらず、

巣ごもりの年末となりました。

2家族のみの参加でした。108回つきましたよ!

 

 

※長らくブログが滞ってしまいました。これから少しづつ取り戻していきたいと思います。

 

 

 

一匹の蝶

おべつじ
平成23 年にはじめた月2回の「おべつじ」。今年からは布薩(定期的な自己反省)の意味もこめて半月毎に行っています。

コロナ禍でもあり、看取りもままならず亡くなられた方、そのご遺族への慰めと、1日も早い収束を祈りました。戸締りをして帰ろうとするといつまでも名残り惜しそうに飛ぶ一匹の蝶。「きっとどなたか挨拶に来られたのだろう」と本堂を後にしました。

今読んでいる本に書かれていることは死の迎え方。ホスピスの先生によるQ&A形式で、在宅医療、告知、認知症、セデーション等々の実情が明らかにされている。
誰もが思い通りにならないと思っている「人生の終わり」。新型コロナウィルスの感染死は選択糸を奪われてしまう怖いものだけど、ガンや老衰などの場合どこまでが自由になり、どこからが自由にならないか、多くの事例を踏まえて分かりやすく示されています。
選択の仕方によって死の質は大きく変わる。興味のある方は是非。

 

 

おべつじ次回は6/15 7:00と14:00
every time everywhere

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